【緊急対応】天井から水漏れしたときの原因と今すぐできる対処法!

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【緊急対応】天井から水漏れしたときの原因と今すぐできる対処法!

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天井から水漏れが発生する原因は一体何なのでしょうか。
実はその原因は一つに限らず、いくつかの可能性が考えられます。
さらに、水漏れが起こった際の対処法も、戸建て住宅かマンションなどの集合住宅かによって異なり、同じ集合住宅でも分譲物件か賃貸物件かで対応が変わってきます。
このように、状況ごとに対応が分かれる「天井からの水漏れ」トラブルについて、いざという時に適切な判断と行動が取れるよう、原因や対処法を詳しく解説していきます。

目次

天井からの水漏れの原因とは?

天井からの水漏れが発生する原因は一つではなく、さまざまな要因が考えられます。
主な原因は、以下の5つに大きく分類されます。

  • 老朽化や破損による給水管のトラブル
  • お湯まわりで起こる給湯管の不具合
  • 排水管からの漏れや詰まりによる逆流
  • 屋根・外壁の劣化や施工不良による雨漏り
  • 上階の生活トラブルによる影響

水漏れの原因は多岐にわたるため、それぞれについて解説していきます。

老朽化や破損による給水管のトラブル

天井裏(または上階の床下)に通っている給水管では、ひび割れや穴あき、断裂といった劣化によるトラブルが発生することがあります。
こうした不具合の主な原因は経年劣化であり、特に設置から15年以上経過している場合は、水漏れのリスクが大きく高まります。

主な給水管の種類

給水管には以下のような種類があり、古い順に並べると:

  • 鉄管
  • 塩ビ管(塩化ビニル管)
  • ポリエチレン管・ポリブデン管

となります。

漏水が多い管種

天井からの漏水原因として特に多いのは、鉄管や塩ビ管です。
中でも、塩ビ管は設置されている件数が多いため、トラブルの発生も多い傾向があります。

お湯まわりで起こる給湯管の不具合

お湯まわりで起こる給湯管の不具合

給水管と同様に、給湯管も天井裏(または上階の床下)を通っており、ここでの水漏れトラブルも発生することがあります。特に多いのが、経年劣化した銅管からの水漏れです。

銅管の特徴とリスク

銅管は金属製で一見丈夫そうに見えますが、実際には管の肉厚が薄いため、老朽化によりサビや腐食が進行しやすく、これが原因で破損・水漏れにつながることがあります。

このようなトラブルは、設置から10年以上経過した銅管で特に起こりやすく、使用年数が長くなるほど水漏れリスクも高まります。

排水管からの漏れや詰まりによる逆流

排水管からの漏れや詰まりによる逆流

給水管・給湯管とは別に、天井裏(または上階の床下)には排水管も通っており、ここからの水漏れトラブルも少なくありません。

排水管の漏水には、主に以下の2つの原因があります。

① 排水管の破損

  • 排水管がひび割れたり、接続部が緩んだり外れたりすることで、水漏れが発生します。
  • 特に配管の継ぎ目部分は、振動や劣化により外れることもあり、トラブルの原因となります。

② 排水管の詰まりによる溢れ

  • 特にキッチンの排水管で多く見られる現象です。
  • 油汚れや食材カスなどが排水管内部に蓄積し、油詰まりが起こると排水の流れが悪くなり、閉塞してしまうことがあります。
  • 排水の逃げ場がなくなり、逆流・溢れによって天井裏に漏れ出すケースが非常に多いです。
  • こうした現象は、築10年以上経過した住宅や施設で特に発生しやすくなります。

屋根・外壁の劣化や施工不良による雨漏り

屋根・外壁の劣化や施工不良による雨漏り

天井からの水漏れは、水道配管だけでなく、雨漏りが原因で発生するケースもあります。

雨漏りの主な原因

  • 屋根や外壁のひび割れ・欠損部分から雨水が建物内部に侵入し、天井裏にまで達することで水漏れが発生します。
  • 特に築年数が経過した建物や、メンテナンスが不十分な場合に起こりやすいです。

雨漏りによる水漏れの特徴

  • 雨が降った時だけ水漏れするのが大きな特徴です。
  • 晴天時には漏水しないため、発見が遅れるケースもあります。
  • 漏れてくる位置は、外壁側の天井と壁の境目付近(入隅)で起きやすい傾向があります。

上階の生活トラブルが原因

天井からの水漏れには、配管や建物の劣化・雨漏りといった自然的な原因だけでなく、上階の住人や使用者による「誤った使い方」や「不適切な設置」といった人為的ミスが原因となるケースもあります。

主な人為的な水漏れ原因の例

  • 蛇口の閉め忘れ
    • 蛇口を閉めずに外出してしまい、水が流れっぱなしになってシンクや浴槽から溢れる
  • 洗濯機の排水ホースの設置ミス
    • 排水口掃除後にホースの接続が不十分で、排水時にホースが外れて床に水が溢れる

住宅によって対処方法が違う?戸建てと集合住宅の違い

住宅は大きく分けて戸建て住宅と集合住宅に分類されますが、天井から水漏れが発生した場合、戸建て住宅と集合住宅ではその対処方法が異なります。
ここでは、それぞれの住宅形態ごとにどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

戸建て住宅で天井から水漏れした場合

戸建て住宅で天井から水漏れが発生した場合、その原因の特定から対処まで、すべてを自分の責任で行う必要があります

たとえば、1階の天井から水が漏れている場合には、すぐに2階の様子を確認することができるため、原因の発見や初期対応が比較的スムーズに行えるという利点があります。

ただし、修理に関しては、業者の手配や費用の支払いなどを含め、すべてを自ら対応しなければならないという負担もあります。

マンション・アパートなど集合住宅の場合は戸建てと何が違う

マンションやアパートなどの集合住宅で天井から水漏れが発生した場合、その原因は自分の住戸ではなく、上階の居住者にあることが多くなります。

しかし、上階を訪ねても不在であることも少なくなく、その場合は原因の特定や業者の手配が遅れてしまい、結果として被害が拡大しやすい傾向があります。

上階の住人と直接対面できた場合でも、原因は上階にあるとはいえ、多くの場合は故意によるものではないため、感情的にならず冷静に対応することが大切です。
対応を誤ると住人同士のトラブルに発展する恐れもあるため、慎重な姿勢が求められます。

分譲住宅における水漏れ時の対応と管理組合との連携

分譲マンションで天井から漏水が発生した場合、基本的には管理組合への報告が必要となります。
中には、このようなトラブル時の報告が義務付けられているマンションもあれば、明確な義務がないところもありますが、いずれにしても管理組合に状況を伝えておくことは重要です。

たとえ自分の部屋が原因ではなかったとしても、実際に垂れてくる水への初期対応は自分で行わなければなりません。
放置すれば被害が拡大する恐れがあるため、速やかに対処することが求められます。

賃貸の部屋の天井から水漏れ…誰に連絡?修理は?

賃貸住宅で天井から水漏れが発生した場合は、まず最初に管理会社へ連絡することが重要です。
賃貸物件では、基本的に管理会社やオーナーが主体となって業者の手配や修理の対応を進めるケースが一般的です。

ただし、分譲マンションの場合と同様に、実際に垂れてくる水への初期対応は居住者自身が行ったほうが被害を最小限に抑えることができます
被害の拡大を防ぐためにも、早めの対処が求められます。

放置した場合や対処が遅れた場合のリスクとは?

天井からの水漏れを放置した場合に考えられるリスクを見て行きましょう。

  • クロスの染みや剥がれは起きやすい
  • 含んだ水分によって天井の変形、落下の恐れがある
  • シロアリ、カビの被害が起こることもある
  • 漏電による二次災害の懸念
  • 電化製品の故障、家具へのダメージ

それでは一つずつ解説して行きます。

クロスの染みや剥がれは起きやすい

クロスの染みや剥がれは起きやすい

最も起こりやすいのが、天井や壁のクロスに染みができたり、剥がれてしまうケースです。
水分を含んだ部分は変色しやすく、見た目の印象を大きく損なう原因となります。
また、そのまま放置してしまうと、染みが広がったり、剥がれが進行する可能性もあります。
見た目を元に戻すには、クロス全体の張り替えが必要になることも少なくありません。

含んだ水分によって天井の変形、落下の恐れがある

含んだ水分によって天井の変形、落下の恐れがある

天井材自体が水分を吸収することで変形し、最悪の場合には天井が部分的に落下してしまう恐れもあります。
特に、石膏ボードや合板など水に弱い素材が使われている場合は、そのリスクが高くなるため注意が必要です。
放置することで被害が急激に進行することもあるため、早めの対応が求められます。

シロアリ、カビの被害が起こることもある

水分が長時間残ることで、シロアリやカビが発生する可能性もあります。
湿った環境はこれらの発生源となりやすく、見えない部分で被害が進行することも少なくありません。
とくにシロアリは建物の構造部分に深刻なダメージを与える恐れがあり、修復には大きな費用と時間がかかることもあります。
放置する時間が長くなるほど、リスクは確実に高まっていきます。

漏電による二次被害の懸念

漏電による二次被害の懸念

漏水が電気配線にまで及ぶと、漏電やショートといった二次災害につながる恐れがあります。
これは非常に危険で、最悪の場合には感電や火災の原因にもなりかねません。
特に天井の照明器具のまわりで水漏れが起きている場合は、早急な対応が必要です。
安全面から見ても、電気系統への影響は軽視できない重大なリスクといえるでしょう。

電化製品の故障、家具へのダメージ

水が室内に流れ込むことで、電化製品の故障や家具へのダメージが生じる可能性もあります。
電化製品に水がかかると、内部の回路がショートして故障する危険があり、安全上のリスクも伴います。
また、木製の家具は水分を吸収しやすいため、変色や汚れ、染みが発生しやすく、元の状態に戻すことが難しくなる場合もあります。

天井からの水漏れに遭遇した際の初期対応法

天井から水漏れが発生したとき、慌てずに適切な対応をとることが大切です。
では、具体的にどのような対応が正解なのでしょうか?
ここでは、被害を最小限に抑え、速やかに問題解決へとつなげるために効果的な初期対応の方法について詳しく解説していきます。

水滴を受け止めて被害を最小限にする

水滴を受け止めて被害を最小限にする

室内への被害を最小限に食い止めるためには、まず垂れてきた水滴をしっかり受け止めることが重要です。

最も一般的なのはバケツを使う方法ですが、それ以外にも洗面器やタオル、雑巾、新聞紙、ビニール袋など、手元にあるものを活用して水を受け止めることができます。
できるだけ早く水漏れをキャッチして、被害の拡大を防ぎましょう。


この対処は戸建て住宅、分譲マンション、賃貸住宅のいずれでも共通して必要な初期対応です。
どの住まいであっても、まずは水を受け止めることを優先しましょう。

一旦、元栓を閉めて様子を見る

一旦、元栓を閉めて様子を見る

次に行うべきは、まず一旦、水道の元栓を閉めることです。
元栓を閉めることで止水できるのは、主に給水管や給湯管のトラブルに限られます。
そのため、排水管の破損や詰まり、雨漏り、上階からの生活トラブルなどが原因の場合には効果がありません。
しかし、原因がはっきりしない段階では、被害を最小限に抑えるためにも元栓を閉めておくのが賢明な判断です。

天井からの水漏れが発覚した時点では、どこに原因があるのか判断がつかないことが多く、何もしないまま様子を見ていると、給水管や給湯管のトラブルだった場合には被害が拡大してしまう恐れがあります。
一時的にでも元栓を閉めて水漏れが収まるようであれば、原因が給水管または給湯管にある可能性が高いと判断する手がかりにもなります。

問題の悪化を防ぐため早急に業者へ連絡する

天井からの水漏れが発生した場合は、できるだけ早く水道業者に連絡することが重要です。

水漏れは放置すると被害が拡大する恐れがあり、対応が遅れるほど修理費用や復旧にかかる手間も大きくなります。
そのため、早い段階で業者に依頼することが、被害を最小限に抑えるためのポイントです。

中には、「業者は電話すればすぐに来てくれるものだから、そこまで急がなくても大丈夫」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、業者にも予約状況があり、すぐに対応できないケースも少なくありません。

そのため、水漏れに気づいた時点で、できるだけ早めに連絡することが賢明です。
迅速な対応が、被害を抑え、安全・安心な生活を取り戻す第一歩となります。

天井からの水漏れ、保険は適用されるの?

天井からの水漏れといった住宅トラブルに遭遇した際、「保険が適用されるのか?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実はこのようなケースにおいて、火災保険が適用される可能性があることをご存知でしょうか。
これは、意外と知られていない事実です。

本記事では、火災保険と水漏れトラブルとの関係について、詳しく解説いたします。
いざという時に備えて、ぜひご確認ください。

火災保険ってどんな保険?

火災保険ってどんな保険?

火災保険というと、火事や落雷、台風などの災害に使うものだと思われがちですが、実は「水漏れ」の被害にも使える場合があります

たとえば、上の階からの漏水や、給排水管のトラブルで天井や壁が濡れてしまったなどのケースは、契約内容によっては火災保険の補償対象になることがあります。

また、火災保険には「水漏れ特約」と呼ばれるオプションが付けられることもあり、これに加入していれば、さらに広い範囲の水漏れトラブルに対応してもらえる可能性があります。

水漏れが起きたら、「どうせ自腹で直さないといけない」とあきらめずに、まずは火災保険の契約内容を確認してみるのがおすすめです。
思わぬところで補償が使えるかもしれません。

どんな水漏れトラブルで保険が適用されるのか?

火災保険で補償されるのは、基本的に「家財」や建物自体の被害に対してであることが多いです。

つまり、水漏れそのものの原因(たとえば水道管の故障)にかかる修理費用は、保険の対象外となるケースが多いようです。

たとえば、

  • 水道管が破損して水漏れが起きた場合、水道管の修理代は自己負担になります。
  • しかし、その漏れた水で天井のクロスが傷んだり、床が水浸しになったり、家電製品が壊れてしまった場合には、それらの修復費用や買い替え費用が保険で補償される可能性があります。

つまり、ポイントは「被害を受けた結果の損害が補償対象」であるということです。

保険の契約内容によっても異なりますので、実際に水漏れトラブルが発生した際には、まず保険会社に連絡して確認することが大切です。

水道業者が行なった天井からの水漏れ修理の事例集

水道業者が実際に行なった水道修理の中から3つの事例をご紹介します。

  • 給湯配管の漏水トラブル対応
  • 排水管の詰まりが原因で水漏れした時の対処
  • 洗濯ホースが外れて水漏れした時の修理

給湯配管の漏水トラブル対応

カテゴリー現場状況
住宅分譲マンション
漏水場所浴室天井から水漏れ
漏水量多い、ずっと水漏れしている
原因給湯管破損、銅管
改善作業給湯管一部切り回し工事
作業時間3時間
費用34,100円(調査費用含む)

浴室の天井から大量の水が漏れているとのご相談を受け、現地調査に伺いました。

上階の水道メーターを確認したところ、パイロットが勢い良く回っており、建物内で水が常に流れている状態であることが確認出来ました。

上階の浴室を点検させていただいたところ、浴室内から「シャーッ」という明確な漏水音が聞こえており、どこかで水が漏れている疑いが強まりました。
幸い、浴室内に点検口が設置されていたため、開口調査の見積書をご提示し、ご了承いただいたうえで調査を開始しました。

点検口を開けて内部を確認したところ、給湯用の銅管が破損しており、お湯が勢い良く噴き出している状態でした。

まずは応急処置として給湯器下のバルブを閉めて給湯の止水を行いました。
その後、水道メーターのパイロットが止まっていることを確認できたため、階下への漏水はこの給湯銅管の破損が原因であることが判明しました。

お客様に状況をご説明した上で、給湯管の一部切り回し工事の見積書をご提示し、了承をいただいたうえで作業を実施いたしました。

破損していた銅管の上下の切断し、変換継手を用いて耐久性に優れたポリブデン管を部分的に新設することで、給湯配管の修復を行いました。

排水管の詰まりが原因で水漏れした時の対処

カテゴリー現場状況
住宅戸建て(2世帯住宅)
漏水場所キッチン天井から水漏れ
漏水量訪問時は水漏れしていなかったが水漏れ跡あり
原因キッチン床下排水管詰まりによる排水溢れ
改善作業電動トーラー、高圧洗浄での排水管詰まり除去作業
作業時間2時間30分
費用39,600円(調査費用含む)

「キッチンの天井から水が漏れてきた」とのご連絡をいただき、現地へ伺いました。

建物は2世帯住宅の戸建てで、訪問時にはすでに水漏れは止まっていましたが、天井には明らかな水漏れの跡が残っている状態でした。

ちょうど水漏れの真上は2階のキッチンだったため、まずは簡易的に上階の状況をチェックしましたが、その時点では目立った漏水の様子は見受けられませんでした。

より詳細な調査が必要を判断し、漏水調査の見積書をご提示。
ご了承をいただいたうえで、調査を開始しました。

調査の結果、2階のキッチンの床下にある排水管が詰まっており、そこからあふれた排水が1階の天井に漏れ出していたことが判明しました。

原因が特定できたため、排水管詰まり除去作業の見積書をご提示し、了承いただいて作業を実施。

キッチンの排水詰まりの特徴である油汚れによる詰まりが原因で、電動トーラーと高圧洗浄機を使用して詰まりをしっかりを除去しました。

洗濯ホースが外れて水漏れした時の修理

カテゴリー現場状況
住宅賃貸アパート
漏水場所脱衣場天井から水漏れ
漏水量広範囲で水漏れしていた
原因洗濯機作動中に排水ホースが外れた為
改善作業洗濯排水ホースの付け直し、室内拭き上げ
作業時間45分
費用8,800円

管理会社様からのご依頼で、賃貸アパートの脱衣場天井から水漏れが発生しているとの連絡を受け、現地に急行いたしました。

現場を確認すると、脱衣場天井の電球周りや天井の角など、複数箇所から水が漏れ出ている状況でした。
すぐに上階の住戸を確認したところ、脱衣場が水浸しになっており、入居者様が懸命に拭き取り作業を行っている最中でした。

状況をお伺いすると、洗濯機置き場の排水口を掃除した後に洗濯機を使用し、外出。
その間に排水がすべて床に流れ出てしまっていたとのこと。

詳しく確認したところ、洗濯機の排水ホースの取り付けが甘く、外れてしまっていたことが原因であると判明しました、

この内容を管理会社様へ報告したところ、今回は入居者様の過失によるものとして、見積書の提示と費用のご案内を入居者様に直接行うよう指示をいただきました。

入居者様にご説明の上、排水ホースの正しい取り付け作業と、室内の拭き上げ作業の見積書をご提示し、ご了承いただいた上で作業を実施いたしました。

作業後、洗濯機を再度テスト稼働させ、排水ホースが外れることもなく正常に排水されることを確認して作業完了となりました。

まとめ

これまで見てきたように、天井からの水漏れの原因はさまざまです。

給水管や給湯管、排水管のトラブルに加えて、雨漏りや生活中の不注意による水こぼれなど、想定外の原因で発生することもあります。

こうしたトラブルに遭遇した際に最も重要なのは、初期対応をしっかり行うことです。

特に次の3つは、被害を最小限に抑えるために欠かせません。

  • 水滴を受け止めて被害を最小限にする
  • 一旦、元栓を閉めて様子を見る
  • 問題の悪化を防ぐため早急に業者へ連絡する

天井からの水漏れは、放っておくと建物の劣化やカビの発生、電気系統のトラブルなどにつながる恐れもあります。
いざという時に冷静に対応できるよう、ぜひ今回の内容を参考にしていただければと思います。


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